2018.06.09
レポート

東東京バー「映画イベントの作り方」を開催しました!

毎回テーマを持つゲストがマスターとなり、お酒やドリンクを飲みながら交流する、SOOO dramatic!主催のコミュニティイベント「東東京バー」を、6月5日(火)に開催しました!

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今回のテーマは、「映画イベントの作り方」。
ゲストは、誰もが映画を上映できる仕組みpopcornを立ち上げた《ナカムラケンタさん》、そしてBETTARA STAND日本橋や今はTinys Yokohama Hinodechoで数多くの映画イベントを企画されている《柴田大輔さん》でした。

70人超という超満員(!)。映画上映イベントへの注目度の高さがうかがえます。

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個人で公の場で映画を上映するには権利許諾が必要となります。ところが、誰が権利を持っていて、電話番号は??から調べるのだけで大変。しかも、権利関係をクリアしても上映費用の問題があります。1度につきいくら、という価格体系が多く、人が集まらないときのリスクが大きいのです💦
そこで、ナカムラさんは、昨年春にpopcornをスタート!上映できる作品はすでに権利関係をクリアしていて主催者が個別に権利許諾を得る必要がなく、しかも、入場者数に応じて上映料が発生する仕組み(^^) つまり、popcornはラインナップの映画の中から好きな作品をストリームで上映することができるシステムで、映画館がなくなった街にも、上映が終わった映画も、カフェやスペースで上映することができるのです。popcorn=新しい映画体験!現在200作品以上が登録され上映できるようになったそうです。

そんなpopcornも利用している、柴田さん。
権利をクリアすることから自分でやった一番最初の映画イベントは「ほんと、大変だった…」と。まず集客に苦労して、ほとんどが友達関係。しかも食べ物も出す映画イベントにしたことから、上映中もずっと自分は調理をしていたそうです。
そんな苦労も楽しんじゃう柴田さん。いまでは月20本、年間200本のイベントを企画し、イベントが無い日がほぼ無いとか!映画イベント作りのポイントは「上映× α」(詳しくは参加してくださった人のお土産ということで…)

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Q&Aのコーナーでは、たくさんの手が挙がりました!参加者の皆さんが興味があるようなのが、やはり集客の苦労や工夫。ナカムラさん、柴田さんともに共通しておっしゃっていたのが・・・
『イベントは1回で諦めずに、継続して何回もやり続けることで、お客さんがじわじわと集まってくれる。月イチとか、1年間はやってみてください!』。

夢や、やりたいこと実現へのヒントや後押しがたくさんあった、2時間。
この時間をきっかけに、何かがスタートしたら、SOOO dramatic!は光栄です。

▼交流会も賑やかに!
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▼ナカムラさん、柴田さんとお話しするには順番待ち!
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▼カフェバー・タケウチさんが、コーヒーとワインをケータリングしてくださいました
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▼二次会は近所の、やきとり たけうちへ!25名以上の参加で店内に入りきれず(^^)
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【ゲスト】
ナカムラ ケンタさん
日本仕事百貨代表/株式会社シゴトヒト代表取締役
1979年東京生まれ。生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」を企画運営。シゴトヒト文庫ディレクター。東京・清澄白河に小さなまちをつくるプロジェクト「リトルトーキョー」や「しごとバー」の企画・デザイン監修。2014年よりグッドデザイン賞審査員。2017年4月22日、誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」をスタート。著書「シゴトとヒトの間を考える(シゴトヒト文庫)」。
マイクロシアタープラットフォームpopcorn https://popcorn.theater
 ※SOOO dramatic!もマイクロシアターに登録しています!

柴田大輔さん
YADOKARI コミュニティビルダー
1988年生まれ秋田県出身。鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスの運営、カフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティづくりを仕掛けてきた経験を生かし、今年2017年4月よりBETTARA STAND日本橋のコミュニティービルダーに着任。BETTRA STAND 日本橋では主に場作りのイベントや映画上映のイベントを企画し、年間に200本以上のイベントを開催。2018年5月よりTinys Yokohama Hinodecho のコミュニティビルダーとなる。
Tinys Yokohama Hinodecho http://keikyu-tinyhousehostel.yadokari.net