2018.03.01
レポート

「映画いただきます-みそをつくる子どもたち-」の上映イベントを開催しました!

SOOO dramatic!主催で、「映画いただきます-みそをつくる子どもたち-」の上映イベントを開催しました!
特別ゲストは山梨県で150年続く老舗味噌屋・五味醤油の五味洋子さんです。

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当日は、総勢80名弱のお母さんとお子さん、保育園の先生、園内給食のシェフ、近所のお米屋さん、食卓を考えたい人、そしてなんと映画プロデューサーさんまでお集まりいただき、盛況のうちに終わりました。何度観ても、微笑みがあり、感動があり、学びがあり、なんだか心を整えてくれる優しい映画です。

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上映後のトークは、五味洋子さんと一緒に、きっと多くの人が共感する映画と私たちの食卓を対比し、「じゃあどうやって自分たちの社会に馴染ませていく?」という話題について。

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創業150年の五味醤油さんは、地域を巻き込み保育園でみそづくりをしたり、手前味噌のある暮らしを現代に再編集してきたお味噌屋さんです。「子どもに味噌汁作ってと言われたら親は動く」「すべての答えは子どもたちの表情にあると思う」などなど、いろいろな言葉が飛び出ました。

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そして、なんと今回はSOOO dramatic!のご近所にある100年続く米屋・金沢米店さんが「映画いただきますを観るならお米食べたくなるでしょう」と、小さな玄米のおむすびを参加者全員に無償で提供してくださいました。おいしくて愛しい。あんなに心が温まった味は今でも忘れられません。心から「いただきます!」が湧いてきました。

映画のキャッチコピー、「食べたものが、わたしになる」。
わたしたちは暮らしの中でどれだけ食べものと向き合っているのか、深く考える時間になりました。


 

◎映画:いただきます-みそをつくる子どもたち-

「食は命なり」という理念に掲げ、子どもたちの健やかさに向き合っている福岡県の高取保育園。園児自ら毎月100kgもの味噌をつくり、玄米や納豆を食べ、日々生きる力を養っています。古きよき日本の食卓、和食と日本人の深い関係、伝統和食に込められた先人たちの英知を、ある保育園を通して紐解いたドキュメンタリー映画。

◎ゲスト:五味洋子さん(ごみ ようこさん)
山梨県にある創業150年の味噌屋・五味醤油株式会社に三兄妹の末っ子として生まれ、高校生まで山梨県甲府市で育つ。東京農業大学醸造科学科を卒業後、東京にてライフスタイル提案会社に就職。2013年、兄からの連絡をきっかけにUターンし、五味醤油に入社。現在はみそ作り教室の主担当として年間100回以上のワークショップを行うほか、兄・仁とともに「発酵兄妹」として幅広く活動中